
年末調整って何でしょう?会社員は何をすればよいの?会社では何をすればよいの?年末調整っていう書類があるの?など、いろいろわからないことが多い年末調整とはどういったものなのでしょうか?こちらのサイトでは年末調整の基礎知識と実務までわかる書籍をご紹介しております。
年末調整とは?わかりやすく説明
年末調整は簡単に言うと、1年の間に会社からもらった給料から引かれた税金(源泉徴収税)が、本当に払うべき税金と合っているかどうかを確かめる手続きです。
具体的にどんなことをするの?
- 扶養家族の有無: 配偶者や子供など、扶養している家族がいるかどうかを申告します。
- 医療費の控除: 医療費が一定額を超えている場合は、控除を受けることができます。
- 生命保険料の控除: 生命保険料を払っている場合は、控除を受けることができます。
- その他の所得: 副業などで他の収入がある場合は、申告する必要があります。
年末調整はいつまでにやるの?
年末調整の手続きは、一般的に10月頃から翌年1月にかけて行われます。
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従業員がやるべきこと:
- 会社から配布された年末調整の申告書に、必要事項を記入し、11月頃までに会社に提出します。
- 扶養家族の有無、医療費、生命保険料など、控除を受けたい項目を正確に申告することが大切です。
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会社がやるべきこと:
- 従業員から提出された申告書をもとに、所得税の計算を行い、過不足の税金を調整します。
- 翌年1月31日までに、所得税の法定調書を税務署に提出します。
医療費控除ってなに?
医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定の金額を超えた場合に、その超過分を所得から差し引くことができる制度です。つまり、医療費がかかった分、税金が安くなる可能性があるということです。
医療費控除は、病気やケガで医療費がかかってしまうと、家計への負担が大きくなります。医療費控除は、このような経済的な負担を少しでも軽減し、国民の健康維持を促すことを目的としています。
医療費控除の対象となる医療費
- 病院や診療所で支払った医療費
- 薬代
- 入院費
- 医療機器の購入費など
医療費控除を受けるための条件
- 1年間の医療費の合計額が、一定の金額を超えていること
- 自分が支払った医療費であること(家族の分も含まれます)
扶養控除ってなに?
扶養控除とは、収入の少ない親族(配偶者、子供など)を扶養している場合に、その人数に応じて所得税額から一定の金額を差し引くことができる制度です。
扶養控除は、家族を養う人の負担を軽減するためにあります。家族を養うためには、生活費など多くの費用がかかります。扶養控除は、この経済的な負担を少しでも軽くするために設けられた制度です。また、少子化対策として 子供を産み育てやすい環境を作るために、子供を扶養している人を優遇する目的もあります。
扶養控除を受けるための条件
- 生計を一にする: あなたと扶養する人が、同じ世帯で生活していること。
- 所得制限: 扶養する人の年間の所得が一定額以下であること。
- 親族関係: 扶養する人が、あなたと一定の親族関係にあること。
扶養控除のメリット
- 所得税が安くなる: 扶養控除を受けることで、支払う所得税額が減ります。
- 経済的な負担を軽減: 家族を養うための経済的な負担を軽減することができます。
保険料控除ってなに?
保険料控除とは、生命保険や個人年金保険などに支払った保険料に応じて、所得税や住民税から一定の金額を差し引くことができる制度です。つまり、保険に加入していることで、税金が安くなる可能性があるということです。
国は、国民に保険への加入を促し、いざという時の備えをしてもらいたいと考えています。保険料控除は、そのためのインセンティブの一つです。また、個人年金保険については、老後の生活資金の準備を奨励する目的があります。
保険料控除のメリット
- 税金が安くなる: 保険料控除を受けることで、所得税や住民税の負担が軽減されます。
- 保険への加入を促進: 税金面での優遇措置があるため、保険への加入を検討しやすくなります。
保険料控除を受けるには?
保険料控除を受けるためには、年末調整または確定申告の際に、生命保険会社から受け取った「生命保険料控除証明書」を提出する必要があります。
確定申告ってなに?
確定申告とは、1年間の所得を計算し、税金を確定させる手続きのことです。原則として、毎年2月から3月にかけて行われます。
- 自分で税金を計算する: 会社員など、年末調整を行っている人でも、一定の条件を満たす場合は、自分で所得を計算し、税金を申告する必要があります。
- 納税額の確定: 確定申告によって、納めるべき税額が確定します。
- 還付を受ける場合も: 税金を払いすぎている場合は、確定申告によって還付を受けることができます。
年末調整との違い
年末調整と確定申告は、どちらも所得税に関する手続きですが、大きな違いがあります。
| 区分 | 年末調整 | 確定申告 |
| 主体 | 会社 | 納税者本人 |
| 対象 | 主に給与所得 | 全ての所得 |
| 時期 | 前年の12月頃 | 翌年の2月から3月 |
| 目的 | 所得税の過不足を精算 | 所得税の額を確定 |
国税庁ページで年末調整の最新情報を得ましょう
国税庁のホームページでは、年末調整に関する様々な情報が提供されています。
- 年末調整の手順: 年末調整の手順をわかりやすく解説した動画やパンフレットが用意されています。
- 各種様式: 年末調整に必要な様式をダウンロードすることができます。
- よくある質問: 年末調整に関するよくある質問とその回答が掲載されています。
- 計算シート: 年末調整の計算を簡単にできる計算シートが提供されています。
年末調整の計算ツールはありますか?
年末調整には以下の種類があります。
- 国税庁の計算シート: 国税庁が無料で提供しているExcel形式の計算シートです。
- 税理士事務所や会計ソフトメーカーが提供するツール: より高度な機能やサポートが付いている場合が多いです。
- オンラインの計算ツール: ウェブサイト上で利用できるツールで、手軽に利用できます。
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目次
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第1部 年末調整の仕方
第1 年末調整に当たっての心得
第2 年税額の計算のための準備
第3 年税額の計算方法
第4 過不足の精算
第5 年末調整の計算例
第6 機械計算による年末調整のための年税額の計算方法
第7 年末調整終了後の事務
第2部 1月の源泉徴収事務
第1 扶養控除等申告書の取りまとめ
第2 源泉徴収簿の作成
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目次
PART1 年末調整に必要な知識と心得
1.所得税の基礎知識と源泉徴収義務
2.年末調整とは何か、なぜ必要なのか
3.年末調整を始める前に
4.令和6年分改正点
